使用方法(犬用)
- 獣医師が処方した投与量を確認し、クライアント情報シートを必ず参照してください。
- カプセルを食物と一緒に経口投与します。カプセルを割ったり内容物を空にしたりしないでください。
- 犬が完全に摂取するよう確認します。
- 獣医師の指示に従い、1日1回または1日2回(12時間間隔)投与します。
- 投与後4~6時間後にACTH刺激テストを実施し、効果と副作用を評価します。
用量説明(犬用)
以下是標準的な用量の目安です。用量は獣医師の指導に基づき調整してください。
評価と調整(10~14日後):
ACTH刺激テスト後コルチゾール値に基づく(上表参照):
- <1.45µg/dL(<40nmol/L):投与中止、減量後再開。
- 45~5.4µg/dL(40~150nmol/L):同用量継続。
- 4~9.1µg/dL(150~250nmol/L):症状制御良好なら継続、未制御なら増量。
- 1µg/dL(>250nmol/L):初回用量を増量。
※5mg、10mg、20mg、30mg、60mgカプセルを使用し、可能な限り低用量から開始。
各病症ごとの使用方法(犬用)
- 下垂体依存性クッシング症候群:1日1回(または2回)投与でコルチゾール生成を抑制し、多飲多尿、過食、脱毛を軽減。
- 副腎依存性クッシング症候群:1日1回(または2回)投与で副腎腫瘍による過剰コルチゾールを抑制。
- 長期管理:30日後、90日後、その後3か月ごとにACTH刺激テストと血清生化学テストでモニタリング。
注意事項(犬用)
- 経口専用で、犬以外の動物に使用しないでください。
- 原発性肝疾患、腎不全、妊娠中の犬、トリロスタン過敏症の犬には使用しないでください。
- 低副腎皮質機能症(アジソン病)のリスクがあるため、嘔吐、下痢、無気力、食欲不振、衰弱が見られた場合は投与を中止し獣医師に相談してください。
- アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤やカリウム保持性利尿薬(例:スピロノラクトン)との併用は高カリウム血症のリスクがあるため注意が必要です。
- 子供の手の届かない15~30°Cで保管してください。
- 人間(特に妊娠中または妊娠予定の女性)がカプセルを扱う際は手袋を着用し、誤摂取を避けてください。
副作用(犬用)
- よくあるもの:食欲不振、嘔吐、無気力、下痢、衰弱。
- まれなもの:重度の抑うつ、出血性下痢、倒れる。
- 非常にまれなもの:低副腎皮質機能危機、副腎壊死/破裂(死亡に至る可能性)。
他製品との比較優位性(犬用)
- 3β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼの選択的阻害により、コルチゾール生成を効果的に抑制。
- 5mg~60mgの複数規格で、幅広い体重の犬に対応可能。
- 1日1回または2回投与で柔軟な治療計画を提供。
- 獣医学での長期安全性と有効性が確立済み。
購入に関する注意
トリロスタンは獣医師の処方箋が必要な医薬品です。使用前に獣医師に相談し、犬のクッシング症候群の状態や健康状態に合わせた使用をお勧めします。正品を保証します。ぜひご購入ください!
本ウェブサイトはトリロスタンの製品情報および販売サービスのみを提供します。ペットの飼い主は本製品の摂取または使用に関する全責任を負い、不適切な使用、過量使用、または獣医師の指導に従わないことによる結果を含む一切の責任を負います。使用前に説明書をよく読み、専門の獣医師にご相談ください。
製品の詳細解説はこちら
作用機序、使用方法、副作用などについては、下記の「ペット医薬品百科」ページにて詳しく解説しています。
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